腹痛のち、アルゼンチンにて腎臓結石が発見される・・・!

謎の腹痛、、、それはイースター島に居た時に初めて起きた。1dayツアーの終わり際、急激にみぞおちあたりが痛くなり、バスの中で動けない状態に。ツアーを仕切るボス(全身まっしろの服、通称ホワイト)にお前異常に青い顔してるけど大丈夫か!!?と心配された。

モアイの呪いという妄想

しかし本当につらかった。これは盲腸か?さっきガイドが言っていたモアイと敵対する勢力の呪いか?(注:僕はモアイ推進派。「イースター島 モアイへの愛、モ愛」参照)とか、妄想している余裕もなく、、、一方で冷静に日本に強制送還はやだなーとか、サンティアゴは医療大丈夫かなー、ってかイースター島からサンティアゴまで4,000kmって遠くないか・・・とか考えていた。

その後、ホテルに戻って安静にしたら治って来た。良くわからなかったけど、やっぱり大丈夫と切り替え。激痛の理由が分からないのは嫌だけれど、僕は2012年8月に頭痛+高熱で一週間入院したことがある。その時はお腹ではなく頭が割れそうに痛く、背中に穴空けて髄液とって調べた(骨髄穿刺というらしい)のに原因分からず。やんなっちゃう。よって、謎の体調不良もたまにはあるか、、、と諦めがつきやすい性質をもっている。

ブエノスアイレスで再発

イースター島から南米大陸に帰還し、おなかが痛かったのも忘れていたアルゼンチンの首都ブエノスアイレスでの土曜日、、、朝方から下腹部に痛みを感じた。これはおかしいぞということで、病院へ。しかしここは日本ではなくブエノスアイレスである。

まずは海外旅行保険のホットラインの日本オフィスに電話して、状況を話す。その後ホットラインのアメリカオフィス(南米はアメリカ合衆国管轄)から電話が来る。その後アメリカオフィスが現地のエージェントに電話する。現地のエージェントが病院を選定し、アメリカオフィスに連絡する。アメリカオフィスから僕に電話が来る。

・・・非常に迂遠!!でもキャッシュレスで診療を受けるためには仕方ない。上記にまず二時間くらいかかった。そしてタクシーで病院に移動。Hospital Alemanという病院である。Alemanっていうのは人の名前かなーと思っていたがスペイン語で「ドイツの」(英語でいうとGerman)という意味であった。近くにはSwiss hospital groupというスイス系もあった。

英語通じない問題、待たされ過ぎ問題

土曜なので休日診療。まず診察を受ける。英語が通じる病院と聞いていたが、15%くらいの人しか通じない。入れてて良かったグーグル翻訳アプリ。オフラインでも使えるのがでかい。何とか医師の診察を受けたが、腹痛の理由が分からんので色々調べましょうとのこと。血液・尿・エコー・レントゲンのフルコースであります。しかしここで問題が発生。

なんと、現地のエージェントからのメールに「保険でカバー出来る範囲は診察のみ!」としか書いておらず、診察に伴う検査は含まれていないからであった。そこでまた日本のホットラインに電話→アメリカオフィス→現地エージェントというルートを辿る、、、現地エージェントの動きが悪く、ここで追加で二時間かかった。夕刻になり段々人が減って行く病院。すこし不安であった。しかし、南米はこんなもんだよねとも思っていた。人間は相反する感情を持ちながら生きている。

そんなこんなでようやく検査が終了。結果が出るまで一時間半かかるとのこと。病院にWifiなかったらふて寝してたわ。実際はお腹痛くて無理だったけど。最後、診断結果としてはやはり原因分からず。駆虫剤と痛み止めを出されて、治らなかったらまた休み明けに来いとのこと。

休み明けにもう一度病院

・・・そして休み明け月曜の朝を迎えた。まだ良くならず。火曜からイグアスにいくことを考えると、月曜中に原因を把握しておきたかった。必要あればCTスキャンとMRIは受けておきたかったのである。

そしてもう一度、ホットラインの日本オフィスに電話。また時間がかかる。病院の手配にまず2時間。病院についたのは月曜お昼の12時。めちゃめちゃ混んでいる。アルゼンチンは医療が手厚くみんな来ちゃうのである。

整形も保険でカバーされるらしく、豊胸と鼻を高くする手術は常識だ。韓国みたいである。これを聞いてから、アルゼンチン人の鼻は全てあやしく見えてしまう。

常に2時間待たされる問題

午後2時にようやく診察スタート。そしてもう一回検査しましょうとのこと。しかしここで前回と同じ問題発生。検査が保険でカバーされていない問題である。おいおいホットラインもエージェントも学んでくれよ。。。ここから無駄に2時間かかった。

途中、なぜかエージェントと病院の会話で僕がホテルに帰ったことに勝手になっていた、、、意味不明である。ここにいるよ!

ついに腎臓結石発見!

そしてようやくエコーの検査を受けた結果、石があるよ!痛みの原因はこれだ!と言われる。その後腎臓結石についてネットで調べてみるとまさに僕の症状と一緒。

その後血液検査の結果を1.5時間待って、最後の診察。やはり腎臓結石とのこと。痛み止めと水を飲んでぴょんぴょん跳ねてれば治るよとのこと。ほんとかな~なんというラテン系の診断・・・!

しかしなー。動物性たんぱく質過剰摂取だと腎臓結石になりやすいのだが、僕は人一倍、女子よりも美肌に気を使っていたのに、なんでこうなってしまったのか。謎である。でもまぁ仕方ない!!と思っている。

ちなみに大手町のサンミ、おすすめです。僕の公式食堂。女子率95%(目視)

その後腎臓結石手術をニューヨークでやったときの話はこちら:

海外旅行中の腎臓結石除去手術① ビジネスドクター登場
海外旅行中の腎臓結石除去手術② あなた薬物やってますか?
海外旅行中の腎臓結石除去手術③ 完結編+カミソリ美容室

3+

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コメント

  1. Fuji より:

    えっ怖い
    痛い時とか高熱が出た時に脳が回らなくなるし、その時にエージェントと保険のやり取りとか辛い。字面読んでて辛くなってくる。

    腎臓結石。俺も職業上動物性たんぱく質を摂りすぎてて酒も飲めないのに脂肪肝になりかけるほどアレなんだけれど、でも腎臓結石はまだ経験無し。水なのかな。いやでも調べてみたら水はあまり関係ないって。むしろ水分補給が足りてなくて尿酸値が上がるとダメって書いてある。移動も多い中で頻繁にトイレに行くわけにもいかないだろうけれど、水分補給多めにね。お大事に

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    • ele より:

      いや〜結構つらかったよ。
      ってかそんなに動物性たんぱく質とってるんだ!戦士も大変だな。。
      気をつけてても、腎臓結石になってしまうことはあるみたい。んで対処としてはとにかく水を飲めと医師も言ってた!

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