ウユニ
ウユニの街は塩湖観光の前線基地。野良犬が多い。そしてフンが多く、道が汚い。下を見て歩かないと悲しい思いをする。片付けようという意思がないのか・・・
治安は悪くない。
ちょうど行ったときがカルナバル(カーニバル、お祭り)の時期で、観光客・地元の方問わず、クリーム状のスプレーや水鉄砲をかけてよいという訳の分からない時期であった。クリーム攻撃を何度となく受けた。恐ろしい・・・!
ウユニ塩湖観光は日本人には雨期(12~2月ころ)が人気。この季節は雨が降るので、写真のごとく湖面が鏡の様になり空と雲を映し出すからである。よって現地ツアーでも日本人ばかりである。HODAKAという日本の名前を持つものの別に日系資本でも何でもない会社のツアーで塩湖まで行ったのだが、参加者は100%日本人であった。こんなところですごい人口密度!
ちなみに欧米人は乾期にトリック写真を撮るのが好きらしい。ウユニ塩湖は世界一平面が続くところらしく、確かに遠近感がなくなるのでトリック写真が撮り易い。
しかし雨期でも乾いた場所は多いのでトリック写真はたくさん撮れる。HODAKAのドライバーは美しいトリック写真を撮るために何度も旅行者にやり直しをさせていた。そんな彼を僕は、はやお監督と呼んでいた。ドライバー全員が写真撮影に熱心な訳ではなく、はやお監督は他のドライバーにもだめだしをしていた。会社にいると重宝するタイプ。。
ラパス
ウユニと同じくカルナバルの時期だったので、スプレー攻撃と水鉄砲は相変わらず。スリに注意するというよりは、スプレー攻撃に注意しながら街の中を歩いていた。ただ、ラパスはウユニよりは街中で踊っている人が多く、攻撃ではなく自分のことに専念していた。なおカルナバルの雰囲気がボリビア人ならば誰もが大好きという訳ではなく、街も騒がしいし交通もマヒするからちょっと街は離れてビーチでも行こーという人も多い様である。100%みんな陽気、ダンス大好きという訳ではない。
あとカルナバルの時期ということもあり、爆竹がすごい。春節(一月下旬から二月上旬頃の旧暦の正月)を祝う中国の地方都市と一緒。
合肥という地方都市(それでも人口500万人はいる!)に前の会社でご一緒していた投資先のフォークリフト会社の中国工場及び追加買収先、があったのだが、春節の時はながーい爆竹のリールを道ばたで広げ、一斉に着火するのである。戦争か!!!と思うくらいうるさい。そして煙がすごい。煙がすごすぎて車が前に進めないほどである。ラパスはそれほどではなかった。
ラパスには呪術師のマーケットがあり、リャマの子供のミイラが店頭に普通にぶら下がっている。謎の骨やドリームキャッチャーみたいなものもたくさん売っている。
あとおまじないを子供や恋人に送る習慣がある。大学の合格証書を小さくしたもの(学部も記載あり)や、小さいお金(お金持ちになりますように☆)、を売るマーケットがある。そして50店舗くらいの屋台が似たものを売っている。
どうやら呪術やおまじないが幅をきかせている模様。やはり投資は難しそうである。
そして地球の歩き方や各種ウェブサイトを見てみるとボリビアはごはんが美味しくないということになっているのだが、僕はそうでもなかった。スープはどこの国でもあまり外れがない。スープがまずいというのはよっぽどであろう。
ボリビアの経済と政治、権力のもたらす歪みでも書いたが、日本車は圧倒的に優勢。しかし全部中古車。そして結構値段高い。日本で50万円はつかないだろうなーという古さの車が100万円以上で売っている。TOYOSAというトヨタをもじった車も多かった。高級感を出している、、、らしい。
コメント
色々な写真を見るから冒険感は最早無いけれど、一度はウユニ塩湖、行ってみたいなぁ
カルナバルはタイのソンクラーンみたいだ!クリーム状のスプレー、、、??
中国では去年あたりから春節及び国慶節の爆竹が規制されてる、内陸は分からないけれど少なくとも上海は無音。本当に無音。民間人を登用してボランティア名目で相互監視させてて、広大な上海でこっそり爆竹を鳴らしている人もいない。自分も鳴らす側に回っていたから正直がっかりだよ。
「呪術やおまじないが幅をきかせている」というのはどのレベルで幅をきかせているんだろう。人々が本当に、少なくないレベルで信仰しているとか?アフリカのタンザニアとか、それころ呪術でアルビノが攫われてバラされて売られて、みたいなレベルで信仰されているらしいけれど、それほどは酷くないのかな?というか呪術やおまじないってのは結局何なのだろう?民間信仰の尖ったやつみたいなのかしら?
ソンクラーンに似てるね!そしてスプレーがある分もっと激しい。。。
https://www.instagram.com/p/BRChciQgqPy/?taken-by=ele47c
インスタグラムにあげたやつだけど、こんな感じかな。
上海無音になったんだ!上海もバンバンうるさかった記憶があるからこれは意外!そして相互監視させるとはさすが中国。
ボリビアの呪術・おまじないは、アルビノが襲われたり魔女狩りだったりまでは全然ないけど、民間信仰がまだ生活の中に深く根付いてるって感じかな。民間信仰の尖ったやつというのが適切な表現な気がする。でも、あくまでのほほんとしている。
そして繰り返しになるけど、何かが起きると呪術のせいにする文化では進歩が望みにくい気がするんだよね。