アルゼンチンワインの中心、メンドーサとアルゼンチン人の生活

メンドーサ

アルゼンチンのメンドーサはチリのサンティアゴからフライトで一時間位。アンデス山脈を越えて行くのである。僕は寝ていたからアンデス山脈は見ていない。
乗り物に揺られると直ぐ寝てしまう癖がある。調子いいと飛行機だと離陸前から寝ていて、離陸に気付かない。赤ちゃんと一緒!これは大学生の時、節約だーと言って愛内里菜のライブに行くために大阪まで鈍行で行っていたからだと思われる。途中何回か乗り換えはあるが、やることないのでひたすら睡眠。当時住んでいた荻窪から、大阪(梅田)まで合計9時間40分かかっていた。

さて、メンドーサはワインが有名である。アルゼンチン人は以前のブログ美肌活動、ブエノスアイレスのgreen eat」で書いた通り、日本人の10倍もワインを消費している。そのアルゼンチンワインの70%を生産しているのがメンドーサである。赤ワインがメインであり、日本及びオールドワールド(主にヨーロッパのワインを指す)であまり見かけないマルベックが主力の品種。ちなみにチリはカルメネールが有力。カルメネールも赤です。

郊外のボデガ(ワイナリー)に行ってワイン製造を見学したり、テイスティングしたり、ランチでアサードと言われるがっつりバーベキュー(下記の釜で焼く)食べたり、するのが主にメンドーサでやることである。

初日は日本人かつ夫婦で世界一周している方とご一緒させて頂いた!スペイン語も通訳して頂き、ありがたい限り。。。
一緒に行ったボデガは景色もいいし、ワインもお肉も美味しく、素晴らしかった。特にソーセージが美味しかった。血が入ったソーセージは意見分かれると思うが。

ボデガではテイスティングで他の国の人と一緒になる機会があった。
アメリカ人二人組は、トランプが嫌で仕方がないらしい。彼女達によると、白人のブルーカラー含む貧困層が主な支持者で、実際の支持者は30%しかいない!とのこと。支持率30%ということはないと思うが。。。

次の日に行ったボデガではベネズエラ出身(今はカリフォルニア在住)とアルゼンチン出身(今はシカゴ在住)の人が同じ方向だったので送ってもらった。そして最後にSwinger party(興味ある人は調べてみてください。僕は意味が分からなかったので聞き返してしまった。)に誘われた・・・!これほんとです。勿論行かなかったけど。

アルゼンチン人の生活と気質

メンドーサでは夕飯は22時くらいから、深夜まで。シエスタ(おひるね)をとる習慣がメンドーサ含むアルゼンチンの地方では存在し、結果として夕飯の時間が遅くなる。ランチ+おひるねタイムたる1-5時くらいにお店が閉まっていることも。でもこの話を首都ブエノスアイレスの人に話したら、それは田舎だけよ!と一蹴されてしまった。たしかにブエノスアイレスでは昼間も店はずっと開いていた。

またメンドーサ近くの都市、サンフアンはメンドーサのことをライバル視しているらしい。でもメンドーサは意に介してないらしい。・・・こういう地元意識って僕はないなぁ。東京の杉並生まれ&育ちだけど、世田谷がどうとか新宿がどうとか考えたことがなかった。

アルゼンチンはヨーロッパをルーツとする人が多く、その点に誇りを持っている。例えばイタリアやスペインのパスポート持っているという話が聞いていないのに出てくるらしい。白人、青目、ブロンドがカースト最上位。

50歳くらいの世代だと、子供は3人以上。一方で若者は結婚しない。財産を全て女性に持って行かれる等、離婚のリスクが高い。

医療周りで前も書いたが、整形が流行っている。胸と高い鼻は大体偽物。あと、精神科にかかるのが普通らしく、僕がブエノスアイレスで話した人は月一回行くと言っていた。医療費がめちゃめちゃ安いことが原因。お話するとすっきりする、、、らしい。

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