アリゾナでかすぎ問題。セドナ、グランドキャニオン

レンタカーでグランドサークルを回る

今回は車をフェニックスで借りて、フェニックス→セドナ→グランドキャニオン→モニュメントバレー→アンテロープキャニオン(アッパーとロウアー)→ホースシューベンド→ウェイブ(ノースコヨーテビュート)+サウスコヨーテビュート→ザイオン→ブライスキャニオン→ラスベガスと回る計画である。12日間なので、例によってかなり詰めつめ。なおアリゾナ・ユタ州らへんは国立公園やメジャーな観光地が丸く密集しているので、グランドサークルと言われている。

僕がグランドサークルで最も行きたいのは、ウェイブ。岩が波の様に脈打っているところである。ウェイブはそれほどメジャーではなかったのだが、ウィンドウズの壁紙に採用されて人気に火がついたらしい。僕はAMEXのカタログで見たのが最初かな。

ウェイブはカナーブの街で朝一番にくじをひいて、当選した10人は次の日に行ける仕組み。または数ヶ月前に予約。これも10人。つまり、一日20人しか行けないのである。今回は予約をしていないので、、、ウェイブのためにくじをひくカナーブの街には5日間滞在する。何とかなると信じている・・・。

あと車を運転する際の、右車線は直ぐ慣れるので全く懸念する必要ない。

フェニックスの街

街についてまず思ったのが、メキシコっぽいなーということ。それもそのはず、アメリカがアメリカ・メキシコ戦争終了後の1848年にメキシコから獲得するまではアリゾナやカリフォルニアはメキシコであった!メキシコのままだったら今の様なカリフォルニア(含むサンフランシスコ、シリコンバレー)になっていただろうかと考えると面白い。近年は何もかも高いカリフォルニアからアリゾナに移住する人も多いとのこと。
アリゾナは暑すぎて、夏場は早朝か夜しかみんな出かけない。そんなフェニックスの街中にはサボテンがあふれており、乾燥している。僕はサボテン大好きであり、小学校四年生の時の誕生日プレゼントはサボテンであった。

サボテンはサボテンダーの形だと勘違いしていたが、手が下向きのサボテン🌵はないのである。なぜサボテンと言うのか。サボテンはシャボテンとも言われており、サボテンの切り口からでる樹液をシャボン、石けんとして使っていたことが由来。

しかし、アメリカは何もかもでかい。他の国に比べて建物が密集しておらず、取り立てて高層のビルを建てる必要がない。フェニックスでは車がない生活はあり得ない。そして分かってはいたが、ごはんの量が多い。健康的なお店でもそれなりの量がある。飲み物も大体でかい。でかいでかいと思っていたが、ラテンアメリカと比較してもでかい。

そしてフェニックスで最も大きい否、でかいモールに行ったのだが、かなりの寂れ具合であった。アメリカではECに駆逐されて最近明るい・または暗い廃墟なモールが増えているが、ここも廃墟候補である。
日本だとあまりないよね、改装前のピエリ守山が有名か。フェニックスのモールのキーテナントはJCペニー、メイシーズ。すっかすか。びっくりするくらい人がいない。フードコートもすっかすか。すかすかモールである。

中南米ではすかすかモールには出会わなかったので、新鮮。

あと、地元の人に案内してもらってベストバイ(家電)やらウォルマート(スーパー)やらにも行ったが、五年前に比べて人が激減していると言っていた。やはり小売はきついなー。

スピリチュアル・セドナ

フェニックスからは2時間位で到達するセドナは全米で一番美しい街と言われているらしい。

そしてボルテックスという地球の磁場?みたいなところがいくつかあり、地球のパワーを感じられるらしい。僕はこういうものを鼻から疑ってかかっている。。というかネタにしている。4大ボルテックスと言われるボルテックスが強力な有名な岩が四つあるのだが、言うなればちょっと形の変わった赤い岩である。

そういえば前一緒に働いていた人が、退職後に素粒子が出る?DVDを売っていたのを思い出した。見ると画面に渦が巻いていて、素粒子を受け取れるらしい。DVDはなぜか一回しか効果がないらしい。そして、僕は実は見たことがないらしい。

あと地球の歩き方にヒーラーと称する、悩み相談やら占いやらをやってくれる人が並んでいるのだが、ポケモン図鑑みたいである。僕は初代ポケモンだとイーブイが好きだった。ブイブイ。一部のヒーラーは電話でフォローアップセッションを持ってくれるらしい。おいおい。

まぁ、スピリチュアルなものに興味が無くても、街と岩はきれいなので楽しめる。

また、同じアリゾナ州の中でもフェニックスと植生が違う。まずメキシコみたいなサボテンは居なくなり、小さい横たわったサボテンが増える。メキシコみたいなサボテンとは、FFのサボテンダーみたいなサボテンである。余計分かりにくいか。さっき写真載せたのでそっち参照。

グランドキャニオン

グランドキャニオンには2007年9月に行ったことがあった。その時はラスベガスからセスナで行った。僕の中では、長らく行って良かった自然ランキングで一位だった(その後2013年10月にスペインのパンプローナに首位交代)ので、楽しみにしていた。まずセドナから行く時に幾つかのドライブルートがあるのだが、途中のフラッグスタッフの街からルート180を通るのがおすすめである。とフェニックスの人が言っていた。実際かなり景色がよかった。このルートは2時間20分位。
そして植生としては針葉樹林が出て来る。サボテンさようなら。

そしてグランドキャニオン付近のロッジに宿泊。あとは色々歩いた。やはりサンセットは綺麗。岩肌が様々な色に変わっていくのはとても美しい。と言いつつ、下記の写真は日中である。

僕は、今回は人間の限界を感じた。これを人間が再現するのは難しい。2007年には人間は大きな自然の前では矮小な存在だなー、、、消えてなくなりたい、、、と思ったが、今回はそこまでは思わなかった。

こういう変化も面白い。

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