パタゴニアはアウトドアブランド?
パタゴニアと聞いて何を思い浮かべるだろうか??
多くの人はアウトドアブランドではないだろうか。僕もそうであった。
そして、以前も書いたが僕は山登りはそんなに興味がない。でも登山をしている人には興味がある。僕が興味を持っていないことを突き詰めてやっているからだ。
例えばこの方、セクシー登山部の宮城さん。明らかに狙ってふざけているのだが、やっていることはすごい。未踏の沢や氷壁や滝を探して登っていたり、ジャングルを遡行したり。。。かなり命削っているのである。彼に言わせるとテレビに出ている様な(テレビクルーがついて来られる様な)冒険は冒険ではないらしい・・・!
あと動画もあるのだが雪山にほぼ裸で行っていて寒そう、、、というか本物のあほである。斬新すぎる映像なので興味ある方は探してみてください。
宮城さんは本も出している。かなり面白い。投資・経営の本以外ではここ2年で一番面白い本であった。そして本の中でパタゴニアの服について触れられていたので僕はパタゴニアに興味を持った。
実際のパタゴニアとは、簡単に言うと南米大陸の南側、チリとアルゼンチンにまたがる地域である。緯度が中程度のところではステップと言われる高い木が無い乾燥した平原が広がり、緯度が高いところでは氷河やフィヨルドが見られる。
ペンギンに会いたい
僕はペンギンに会いたくて仕方なかった。
しかしパタゴニアではあまり時間が無かった。パタゴニアでペンギンを見られるメジャーなツアーの発着地はプンタアレーナス(チリ)か、 世界最南端の町ウシュアイア(アルゼンチン)である。
僕はチリのサンティアゴからパタゴニアに行ったので、アルゼンチン側には直接のフライトが無かった。よって、直行便のあるプンタアレーナスに行くことにした。
プンタアレーナスに着いて、オトウェイ湾というペンギンがたくさんいると言われる場所に行くべく、現地ツアー会社に問い合わせ。そうしたらオトウェイ湾は2年前にペンギン不足によりクローズしたとのこと!おいおい地球の歩き方情報大分古いぞ。そして最新情報によると、マグダレナ島にペンギンがたくさんいるらしい。
次の日、ツアーでマグダレナ島に行ってみた。そしたらいるいるいるいる、、、ぺんぺんペンギン。ペンギンかわいすぎ!!そして島の風、強すぎ!気温もそれなりに低いし、風が冷たかった。
ペンギンもよたよた歩いているお散歩ペンギンと、巣の中に籠って出てこない引きこもりペンギンの両方がいる。僕がペンギンだったら絶対巣から出ないね。寒いもん。
ペンギンの巣はどうやって掘るのか??なんと、自分で砂をかき分けるのである!掘っている現場を遠くから見ていると、砂がマンガみたいに搔き出されていた。ちなみにペンギンは何羽か一緒に生活している。ぼっちペンギンはあまりいない。
一緒に生活していると、いつかは寿命を迎える。この島では、寿命を迎えたペンギンはそのまま横たわっている。風葬とはこのこと。残されたペンギンはずっと一緒だったお友達ペンギンが亡くなった状態で隣にいたままでも違和感ないのか、それとも何か考えがあるのか。僕には分からなかった。
ペリトモレノ氷河遠すぎ
チリのプンタアレーナスから北にバスで三時間行くと、プエルトナタレスという町がある。ここからはパイネという山を見に行くのが定番なのだが、僕はどうしてもアルゼンチン側にあるペリトモレノ氷河を見たかった。よってバスで片道7時間くらいかけて行くツアーに参加。これは結構きつかった。。。
バスで移動する途中で羊を大量に見かけた。ニュージーランドで見た景色と似ている。パタゴニアの羊はヨーロッパ人が連れて来た。 もともとパタゴニアはウールの名産地であったが、パナマ運河開通後にすたれた。パナマ運河開通前は、南米最南端を通らないと船による太平洋と大西洋間の移動が出来なかったのである。
プエルトナタレスからペリトモレノ氷河への7時間かけての移動中にチリーアルゼンチンの国境を通過。パイネの脇も通過。
パイネにホテルもっと作ればいいのにも関わらず数が爆発的に増えないのは、アルゼンチンのエルカラファテ(パイネに近い)とチリのプエルトナタレス(こちらもパイネに近い)が、パイネのホテルが増え過ぎたらうちが困る!と政治的な争いをしているからとのこと。
ペリトモレノ氷河は巨大であった。そして氷河の割れ目の青い部分が美しい。僕はFF7の大氷河を思い出していた。あと前述の宮城さんのことも。会ったことはないけど。
この後7時間かけて頑張って帰ったのである。ただバスに乗っていただけだが。
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コメント
セクシー登山部のブログが面白すぎる。なんで記事ごとにフォントとサイズが違うんだろう。
ナショナルジオグラフィックのペンギンの口の中を思い出した。
http://www.nationalgeographic.com/photography/photo-of-the-day/2015/4/adelie-penguin-antarctica/
、、、よく見ると目とか結構無機質。かわいいのかな。うん動くときっとかわいいんだろう。
パタゴニアの羊肉!どんな味付けで食べるんだろう。中国は羊肉は非常にポピュラー。南北問わず屋台でもよく売られてるし、よく食べる。
全般的に、、寒そうだねぇ。体調に気を付けて
セクシー登山部、面白いよね。フォントもそうだし、やってることも書いてることもめちゃくちゃ。この人はすごい!
ペンギンの口の中は初めて見たよ。こんな風になってるんだね。よたよた動いてるのが一番かわいいと思うよ。
羊肉は羊頭狗肉って言葉があるくらいだから中国でもメジャーなんだね。パタゴニアでは食べてないからわからんけど、他の肉の調理具合から推測するにシンプルな味付けではないかと思うな。
このときは寒かった〜今はサンパウロだから大丈夫だけど。ありがとう!