皮膚科の先生

僕は肌にうるさい。なぜなら自分の肌が弱いからだ。何度となく書いているが食事はそれなりに気を使っている(「結局何が健康な食事なのか」参照)し、日焼けしないように常に注意を払っている。だからビーチは苦手だ。タオルにくるまって隠れている。

以前住んでいた家の近くの皮膚科に良く通っていた。そこの先生は女性で今年86歳。でもかなり元気で、自分のポリシーを持って診察にあたっていた。僕のおばあちゃんもそうだけど、元気な高齢者は何歳だか全然分からない。その先生のことも70歳くらいかなと思っていた。

世界一周するので薬多めに下さいと言ったところ、僕に興味を持ったらしく、LINEを交換。旅先でもたまにLINEでやり取りしていた。肌の調子が悪かった時にはアドバイスもくれた。

先生も旅行が好きで、特にドイツ、オーストリア、スイスは何度も訪問されている。スイスのツェルマットはいいわよ~ということで、僕も行ってみた。「スイス観光と文化と物価高過ぎ問題」参照。

この写真にもあるように、ツェルマットの町からみるマッターホルンが先生は好きで、ある日ぱっと見たら鮮やかなマッターホルンが見えて、度肝を抜かれた、、と仰っていた。

先生曰く、ツェルマットの町も40年前とは全然変わって、完全に観光地化されてしまったらしい。

今年の二月に一旦日本に帰った時、ドイツやスイスの写真を見せたところ、いいわね~いいわね~とすごく喜んでいた。そして中国に二ヶ月行って家に帰ったところ、医院からの手紙が。

・・・先生は心不全のため、急に亡くなりました・・・

びっくりした。そんなことがあるのかと。

今日病院に行ってきたのだが、ほとんど片付けられていた。作業をされていた事務の方々と少し話した。皆さん何十年も一緒に働いていたのだ。そして先生は亡くなられた日も元気で、本当に突然亡くなられたとのこと。

僕とも話したがっていたらしい。

先生のLINEのアカウントは、まだ残っている。

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