ハリウッド、ユニバーサルスタジオとワーナーブラザーズ

突然だがアメリカで住んでもいいなーと思った街はLAである。NYも好きなのだが、冬が寒過ぎる。寒過ぎる冬は苦手。。。LAは適度に都会だし、寒くなりすぎない。ただ、日差しは強烈なので要注意、気を付けないと直ぐこげぱんになてしまう。

あとLAといえばX JAPANのYOSHIKI。YOSHIKIは非常に寡作で、いつもレコーディングしている割には全然世の中に作品が出て来ない。そして日本に来るときはなぜかいつも緊急帰国→緊急記者会見である。そろそろ普通に帰ってくるべき。僕はYOSHIKIの曲ではART OF LIFE, Silent Jealousyが好き。

映画のテーマパーク

LAに滞在していた時に映画のテーマパークたるユニバーサルスタジオハリウッド(USH)と、ワーナーブラザーズのスタジオツアーに行った。今日はこの2つについて書きたいと思う。

USHは、大阪のUSJに行ったことがある人ならイメージしやすい。ちなみにユニバーサル系列のテーマパークで一番大きいのはフロリダ。これはディズニーランドも一緒である。

USJといえば幾つか本も出ているが、特徴的なのは数学的分析により、マーケティング、特に需要予測を行っていた点。そして、約7,400円でエクスプレスパスが買える点。このエクスプレスパス、ハリーポッターやスパイダーマン等の人気アトラクションをショートカットしてアトラクションに乗れるものである。ディズニーランドで言うファストパスに相当する。つまり、金で買えるファストパスである。

入場料は7,600円なのに同等の価格ということでUSJは金がものをいう世界だと僕は認識していた。こうなったのは株主がMBKやGSといったPE投資家であったため、利益を追求したからだと思っていた。これは半分正しかったが、USHに同じ仕掛けがそもそも存在していた。USHは入場日により価格がかなり上下するのだが、大体$100(約11,000円)位である。そしてUSJのエクスプレスパスに相当するフロントオブラインも約$100する。アメリカは金がものをいう国である。

日本のテーマパークは着実に値上げしていて素晴らしいと思う。森岡さんが書いたUSJの本にも記載があるが、日本のテーマパークはそもそも安過ぎた。だから東京ディズニーランドはあれだけ混むのである。

現在のUSJの親会社はケーブルテレビ企業たるコムキャスト。USJは日本で上場してもいいバリュエーションがついたと思うのだが、コムキャストに譲渡した方が一気に株が捌けるという判断になったのだろうか?
ちなみにUSJ株式譲渡の記事を色々見ていると株式価値と企業価値がごっちゃになって理解されているものが多くある。。。

USHで面白かったアトラクションは、アニマルアクターズ、シュレック、スペシャルエフェクトショー。シュレックは3D映画だが、残りの2つは映画の裏側を解説したものである。アニマルアクターズは映画に出て来る動物をどのように育成しているのかを教えてくれるショー。そしてスペシャルエフェクトショーは映画に置ける特殊効果を実演とともに教えてくれるもの。

これら以外の純粋なアトラクションはどうしても映像メインのためか、どれも同じ印象を受けてしまった。勿論ライドの乗り物自体も動くのだが、映像差し替えたら同じじゃね?と思ってしまう。ので、映画の裏側を見せてくれるアトラクションに僕は興味をひかれた。

USHにもスタジオツアーがある。ただ、ここはトラムに乗りっぱなしで降りて歩くことが出来ない。その点、別の日に行ったワーナーブラザーズのスタジオツアーの方が所々歩いて回れるので面白かった。

一番感心したのは、街並を再現したセットにおいて、ある日は冬仕様、その次の日に夏仕様にしたということである。冬仕様の時は全ての木の葉っぱを落として、偽物の雪を敷き詰めないといけない。その次の日に夏仕様にするためには、全ての木に葉っぱを青々と茂らせないといけない。どうするのか??

木を植え替える??いやいや時間がかかる・・・

・・・答えは、裸の木に葉っぱがくっついている枝を紐で括り付ける、である。以下がその木なのだが全くにせものとは思えない。その発想はなかった!

さてハリーポッターはワーナーブラザーズの作品なのだが、USHにもUSJにもアトラクションが存在する。というか目玉である。ユニバーサルにハリーポッターをリースしているとワーナーでは言っていた。そしてハリーポッターは原作者JKローリングの意向により撮影はほとんどUKで行ったのでハリウッドのスタジオは関係ない。。。むむむ。

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