ドバイの七つ星ホテル、ブルジュアルアラブに泊まってみた

ドバイと言えば競馬のレース、ドバイワールドカップである。1996年に第一回が開催され、優勝したのはUSのシガー。なぜこのぽっと出のレースが当時の最強馬、シガーを呼ぶことができたのか??それは世界最高賞金を誇るレースだったからだ。

僕がこのレースのことを知ったのは中学生の時だったが、なんか砂漠の国で石油王が競馬やってるらしいぞくらいのイメージだった。そしていまやドバイの首長、シェイクモハメド率いるゴドルフィンという馬主軍団は世界最大規模である。

ドバイはなんでも世界一が大好きで、世界一の高層ビルたるブルジュハリファ、世界で唯一の七つ星(自称)ホテルたるブルジュアルアラブ、世界最大のモールたるドバイモール、世界最大の額縁たるドバイフレーム等がある。

そう、この発想は中国人と似ている。とにかく、でかさ、インパクト、見た目重視!よく言えば煌びやか、悪く言えばお下品。。。あとドバイにある貴金属市場、ゴールドスークにあるお店は香港にたくさんある周大福という貴金属店みたいだ。

噂の七つ星ホテル

そんな中、なんぼのもんじゃいということで七つ星ホテル(自称)、ブルジュアルアラブに泊まってみた。宿泊費は高い。部屋が空いていればアップグレードされるアメックスプラチナ経由で予約してみたのだが、結構な値段である。ちなみに普段はアメックス経由の予約などしない。高いし、遅いし、オペレーターの知識もない。当然ながらホテルのサイトで直予約か、エクスペディアである。そう言えば海外で決済を大量にしていたからか、ブラック(センチュリオン)の招待が来た。

残念ながら今回は混んでいてアップグレードは無かった。読み違えたか、、、特典のアーリーチェックイン(12時)とレイトチェックアウト(16時)がなかったらショックはもっとでかかったはず。

さて部屋は全室スイートのメゾネットで内装は無駄にゴールドを使っている。これも中国人に刺さるポイントであろう。各階にコンシェルジュ(バトラー)がいるのだが、僕の階は中国人だった。中国の宿泊客も多い。やはり勢いがある国は違う。

建物の中ではインフレが起きており、なんでも高い。価格感としてはあの、アイスランドスイスを超える。朝ごはんから2万円くらいだった。

味はまあ普通でござる。部屋で食べたにも関わらずビュッフェかと思うようなとんでもない量だったけど。

プールは混んでない。と言っても僕は日焼け嫌いなのでプールはそんなに向いていない。。。12月に行ったので日差しが強すぎずましだったが。そしてホテル内にビーチはない。元々ビーチは砂砂するからあまり好きじゃないけど。

頼めるものはなんでもやってみようということで部屋でPS4を借りてみた。ってか持ってくるまで遅い、、設置も時間かかりすぎ。でもホライゾンゼロドーンは面白かった。

うーん、結論としてはやはり高すぎる!!って泊まる前から分かっていた様な。でもやってみたかったのだ。

ドバイでは旅行者にはUBERが使いにくい。モールやホテルでUBERを使っても普通のUBER Xは来ず、高級版のBlackかSelectしか来ない。値段が無駄に高い。BlackかSelectだと車がレクサスなのだが、別にプリウスで問題ない。テスラが来ることもあるらしい。別に、、、と言う感じだが。

あと困ったのはネットが制限されていること。なかでも、IP電話が使えないのが困った。。スカイプは使えるらしいが、僕のメインの海外から日本への電話手段であるLINE電話も出来ないのである!

ドラゴンモールといういかにも中国資本なモールにも行ってみた。ドバイモールと違いだいぶ庶民的である。謎の人工芝ばっかり売っている店や、明らかにあやしいバッグの店、照明だらけの店、何でもござれである。ここではお買い物中のUAE地元民もそこそこ見かける。何せここは外国人労働者(8割。うち、5割はインド)と外国人観光客ばかりの国であり、地元民はレアものだ。

アブダビ

アブダビにも少し足を伸ばした。上記写真のシェイクザイードグランドモスクに行ってみたかったのである。ここはすごかった!近代建築物では一番ではなかろうか。でかいし、中の装飾も精巧で素晴らしい。

ドバイが属するアラブ首長国連邦(UAE)だとドバイが一番有名だと思うが、実際の経済を支えているのはアブダビである。GDPでは6割強、財政収入の8割はアブダビが占める。GDP全体に占める石油の割合は3割程度と他の産油国よりは低い。ちなみに通貨たるディルハムはドルペッグ。

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