コンゴにビザなくて行けなかった事件

ルワンダの後はコンゴに行こうと思っていた。ややこしいのだがコンゴは二つあり、コンゴ共和国とコンゴ民主共和国(通称DRC)がある。僕が行こうと思っていたのはコンゴ共和国の首都、ブラザビル。

なぜブラザビルに行きたかったのか??お金がない中でヨーロッパのブランドスーツに身を包みおしゃれをしている人達、サプールに会いたかったからである。最近はサプールも有名になってきており、日本で写真展が開かれたこともある。

サプールといえばステッキ、パイプ。おしゃれのポイントはカラフルな靴下及びスーツの裏地。見えないところまでこだわっている。といいつつ写真撮られる時には見せてるけど。

南アフリカで元サプールだったというコンゴ人に会う機会があった。給料の三ヶ月~六ヶ月分くらいを洋服代につぎ込むというのは本当らしい。

またコンゴ共和国の首都ブラザビルだけでなく、川を挟んだ対岸のDRCの首都キンシャサにもサプールはいるとのこと。

キンシャサと言えばキンシャサノキセキという高松宮記念を二度勝った馬がいた。元々のキンシャサの奇跡とはDRCがまだザイールと言われていた頃に、ボクシングの試合でモハメドアリがフォアマンに劇的な勝利をおさめたことである。なんでキンシャサで試合やったんだ?と思っていたが、アフリカがルーツのアメリカ人同士がアフリカでボクシングをやる!という興行上の理由と、当時のザイールの独裁者、モブツ大統領が後押しして実現したらしい。

コンゴのビザは日本の大使館で取らなければいけない説とアライバルビザが取れる説もあり、行ってみればなんとかなるだろうと思っていた。しかしルワンダのキガリでルワンダエアに搭乗拒否される事件発生。建前上はアライバルビザはないが、行けばなんだかんだ取れるというのが実際のところだと思うが、ルワンダエアは杓子定規な対応で無理だった。。。キンシャサで宿泊するホテルのレターがあれば違ったとは思うのだが。

ってことでコンゴは諦め、エチオピアに行くことに。コンゴはまた今度!

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